研究テーマ

むつかしい。


 地域資料が出来るとこがないです・・・。
 今日は、田村先生と小野寺先生に会ってきました。田村先生はあんまり人来てないらしく、受けたら入れるだろうとのことです。ちなみに田村先生のとこでは「テーマは未定」といってきました。小野寺先生はテーマを伝えたところ、先生のとこでは出来ないとのこと。地域資料に関する動向の研究について書かれた文献が少ないので、ダメだそうです。

 やっぱもっと具体的に、つめていくべきだったのかなぁ。漠然としすぎてたのかもしれない。

 三波先生のとこで、行政の広報(または、図書館報)の研究が出来ればいいのだけど・・・。



あと、

 研究を決めるするときに大事なのは、それが一般化できるかなんだけど、それが一番の悩みです。単に「知りたいだけ」じゃあダメなんですよね。

 三波先生のとこに持ってったテーマが「ゲームのマニュアル」に関するものだったんです。(上記は先生に薦められたもの。)

 「それを研究していったい何がわかるの?」と突っ込まれてしまいました。面談のときはそこでつまっちゃいましたよ。



 でも、それの答えが見つかりそうです。
 突き詰めると、人にある作品を紹介(伝える)ときに、どこまで話すかだと思うんです。話しすぎて相手が「未知の部分を知る」という楽しみを奪ってはいけないし、適当に伝えて「未知への興味」を奪うことを行なってもいけない。
 流通論の授業でだれかが言ってたけど、「書評と取説は似てる」って話。両方ともある作品の枠組みを示すものな訳です。ものすごい抽象的な言い方になってしまうけど、洞窟探検をするときに、何もなくても感を頼りに進めるけど、ライトとかコンパスが合ったほうが楽に進める。そのライトやコンパスが取説なんじゃないかと。

 その取説を作る際に、何らかの情報の整理と統合。何を載せてなにを載せないかの取捨選択が行なわれるわけです。そこには、製作者が作品をどう伝えるかって部分が出てくると思うんですよ。攻略のヒントだとかストーリーだとかが載っているわけだけど。攻略のヒントについてもどの程度書くのか。+αする情報をどの程度書くのか。格ゲーだったらコマンド表を載せるか載せないかって話もある。対象が様々な分、CEROの対象年齢別でも若干説明書の書き方に違いがあるかもしれないし。

 あと個人的に、もっと書評に近いと思うのが、アーケードゲームの説明書・解説書だろうなと。あれって、取扱説明書的部分がものすごく少ないんですよ。たいした情報が載ってない。アーケードゲームが基本的に、すぐ遊べるものを想定しているので、必要ない部分もあるのですが、かみっぺら一枚です。
あれは、必要ないから少ないだけでなく、たくさん配布する必要があるからかみっぺら一枚なのではとも考えられるのです。広報的な側面が強いものなのではないかと思います。

研究してみたいなぁ・・・。先行業績ないだろうけど。ってかこれは松林研?