皆様大変お待たせいたしました。

やっと、吹き替え版も見ました。ドラゴンボールひどかったね。

感想

たくさんのネタバレで構成されています。ラストのほうまで書いちゃってるんで、気にする人はおやめください。
一言で言ってしまうと・・・、アメリカ的な出来の悪いカンフー映画

動きについて

動きの見せ方がなんともいえない。スローモーションの多用。ワイヤー使っとけばいいんじゃねってレベルの、ワイヤー使ってるのがわかり安すぎる動き。不自然すぎる。
動きに関して気になった点。
・序盤のライダーキック
仮面ライダーのスタッフが作ったほうが間違いなくかっこよくできる。
舞空術
跳んでるのか飛んでるのかまったくわからない。ノーモーションで飛び上がるので違いがわからない。舞空術の割には高さに制限があるっぽいし。悟空が未熟だからうまく飛べないって話?
・何でもかんでもカンフー
その辺の高校生ですら、カンフースタイルで戦うのはワラタ。
スローに関しては、内容が無いので出来るだけ伸ばしたかったんじゃないかと邪推させるレベル。

ストーリーとか設定について

怪しいとこがチラホラ。アメリカ人にとってわかりやすいようにつくったのだろうと思うけれど、いろいろ勘違いしてそう。原作がギャグ満載だったことを考えると、いろいろ変更があるのは仕方ないのかなとは思う。現代風にアレンジしてシリアスにしたら、こんな感じになるのかなと思わなくも無い。思わなくも無いけど、突っ込みどころは満載。
気になった点
・悟空が気を感じられる
悟飯と亀仙人の気だけ感じられるみたいだけど、なんだろうね気を扱える人だけわかるのかな。原作では気ってのはどんなひとでもありそうに見えたけど。気と気配は似てるようで違う概念なのかな?背後にいる人間の動きを悟空やチチは感じられてたけど。強い人間の気は遠くにいても感じられるけど、普通の人間の気は近くにいないとわからないってことにすればまぁ理解できる気がする。
・悟空がドラゴンボールを探知できる
これかなり怪しい。ドラゴンボールほど広範囲ではないみたいだけど、理由が全く謎。
亀仙人と悟飯の関係
悟飯に武術を教えたのは亀仙人というけれど、、、不老不死の設定は出てきていない。どういうことでしょう。
神龍のデザイン。
ここまで東洋を意識したつくりなのに、最終的に出てきたのはDragonですか。やっぱ西洋では受け入れられないのかな、神の龍って概念は。
・ピッコロと悟空(大猿)の関係
ピッコロと弟子の大猿が2000年前に地球にやってきたとかナレーションで始めに言ってたけど、その後ピッコロが大猿は18年前に隕石とともに地球にやってきたとか言ってるのよね。2000年の間ピッコロは封印されてたわけだし、直接何かをすることはできなかったように思えるけど、ピッコロとは別の何かの意志が働いた結果なのかも。ちなみにピッコロが復活した理由も不明。
・なんかもう気とか出しちゃうとすべてが胡散臭くなる。
気を取り込む動きとか、中華系のものを意識してそうだけど胡散臭すぎる。気が使えれば何でもできるぜ!って発想が頭悪すぎる。カムェハムェ波で蘇生できるあたりとか、原作無視しまっくった設定なのも加えてひどすぎる。
・ナマステ
亀仙人がシフ・ノリス(師父ノリスか?)から魔封波で封印するのに必要なものをもらったあとに言った台詞。ナマステ、インドの言葉でこんにちわだった気がするが・・・。この場でいう台詞として適当なのは、「ありがとう」または「さようなら」だと思う。どういった意図があるのか不明。ちなみに吹き替え版でもナマステだった。

・その他
いろいろあるけれど、悟飯が初めてあったピッコロをなぜピッコロと確信を持って認識できたかとか。自転車ごとひかれたのに文句言うのは自転車のことだけとか最後に神龍に願った内容は結局単なる贖罪じゃねーのかとか。

台詞に関して

台詞というか単語?話してるのは英語なのに、原作に登場した名詞は大体日本語のまま。まぁそれは原作の雰囲気を大事にした結果なんだろうけど。「オオザルゥ」「キィ」「チィチィ」とか、なんともいえないね。カムェハムェ波は極みだよね。

吹き替え版に関して

なかなかに豪華な配役。というか人気ある奴集めてみました?って感じ?問題なく楽しめました。まぁ平野綾は相変わらず気に食わないけど。
オリジナルを意識したつくりになっていたと思う。「ナマステ」とかね。


最後に

ここまで、いろいろ悪い点ばっかし書いてきたわけですが、よかった点もありますよ。
ヤムチャはいい韓国人でした。キャラはなかなかよかった。
チチが可愛かった。ブルマも可愛かった。どちらもほぼ常に胸の谷間が見え続けていたのが大変よろしい。チチが2人になったときに浮かんだのが「ダブルおっぱい!(チチなだけに)。
おっぱいはどんなときもいいという話でした。